
強豪校の食事への取り組みについてご紹介する記事のその2になります!
その1はこちらをどうぞ↓↓

前の記事も甲子園に出場したことのある学校についてご紹介させていただきましたが、今回は甲子園でもさらに準優勝やベスト8など実績のある高校の食トレメニューについてご紹介していきます!
プロ野球選手も最初は細かった?

現在、プロ野球で活躍している野球選手を見ていると縦も横も大きいサイズにため息が出る選手もいるかと思います。
しかし、活躍プロ野球選手も高校時代は結構細かったりします。成長期を終え、大人の体になりトレーニングや食事を継続した結果、野球中継で見るような逞しい体に変わっていくのです。
例えば、現在メジャーリーグで活躍している田中将大投手は現在でこそ188センチ93キロと迫力のある体ですが、高2の夏に初めて甲子園で投げた時の体型は185センチ75キロとサイズは大きいものの体重は今よりも20キロ近く少ないです。
高3の夏は185センチ83キロと8キロアップしましたが、それでも現在よりも10キロも少ないです。
「食トレ」はすぐに成果が出るものではなく、大きい体を目指すには長い目で見る必要がありそうです。
強豪校の食トレをご紹介!!

食トレに取り組めば現在は細い選手でもスケールの大きい選手を目指すことができます。
しかし、どのように取り組めば良いか分からないという高校球児も多いかと思います。
そのために具体例として強豪校の選手がどのような食事や食トレに取り組んでいるのかについてご紹介していこうと思います。
静岡(静岡)
食事合宿を敢行し選手個人に合わせた食事管理
静岡の食事合宿はオフの期間を利用し、12月~2月まで月1回学校内の食堂を使って行います。
この合宿の目的は白米を食べる事で、選手それぞれの身長、体重、体脂肪に応じて量などを設定します。
目的として普段の生活の中で決められた量をどこまでしっかり食べているのかをチェックする意味合いもこの合宿にはあります。
理想の身体は身長ー95
静岡高校では食事合宿だけでなく普段の食生活から1日に食べる白米の量が各個人で設定されています。
体重はチーム全体でー100をまず目指していきます。例として身長170センチの選手だったら70キロ、体脂肪率は15パーセント以下。ここをクリアすると次は理想である身長マイナス95。170センチ75キロです。体脂肪率は13パーセントを目標にします。
日大三(東京)
1日3500キロカロリーの食事をバランスよく
この高校ではご飯はどんぶりで3杯食べることを目標にしていますが、これは強制ではありません。
1年生のうちは2杯が限界でも「食への意識」が高まることで自然と食べる量が増えていきます。
食事の際には監督が「ご飯を多く食べられるように」と納豆やキムチなどのご飯のお供を専属の栄養士さんにリクエストし取り入れています。
明るい雰囲気を作ることで選手たちの食欲が増進する
日大三の野球部の食事にはさらに大きな特徴があります。監督は「食事というものは楽しく食べなきゃいけない。指導者が食事でも厳しく指導してしまうと美味しくご飯が食べられない。」と話しています。
月に一度は「お楽しみメニュー」の日が設けられており、バイキング形式の日もあれば、選手のリクエストに応じた特別メニューを提供することもあるそうです。
また、甲子園に出場するとさらに特別メニューが出るので、日大三高には楽しく、美味しく食事を楽しみながら身体を作っていける環境があります。
まとめ
甲子園に出場しているような選手は記事の見出しに書いたような徹底された食事管理を日常的に行っていますが、数日行ったくらいで結果が出るものではなく、じっくりとカラダ作りに取り組む必要があります。
また、強豪校で取り組んでいるような食事内容は金銭的な部分も必要になってくるので全てを参考にするのではなく、自分のできる範囲で取り入れていってもらえたらと思います!
前編はこちらをどうぞ↓↓
