新年を迎える準備で慌ただしい年末、
おせち料理の中でも特に家族が
楽しみにしているのが甘いおかずです。
私の場合、小学4年生の長女は栗きんとん、
4歳の次女は黒豆が大好物。
「ママ、今年も作るよね?」
とワクワクした表情で聞いてくる姿を見ると、
忙しくても手作りしたくなります。
実は甘いおかずは
比較的簡単に作れて日持ちも良いんです。
今回は、仕事と育児の合間に作れる、
家族が喜ぶおせちの甘いおかずのレシピをご紹介します。
おせち料理で家族に人気のレシピは?
甘いおせちおかずの定番といえば、
まず栗きんとんと黒豆です。
わが家では、
この2品は必ず手作りすることにしています。
先日、食品衛生管理者の友人から
教わった方法で作ってみたところ、
見た目も味も格段に良くなりました。
栗きんとんは、
さつまいもと栗の甘みのバランスがポイント。
さつまいもは蒸してから裏ごしする際、
少し温かいうちに作業すると滑らかな仕上がりになります。
砂糖は上白糖と和三盆を併用すると、
深みのある上品な甘さに。
子どもたちも「今年のおいしい!」と喜んでくれました。
作り方は、まずさつまいもを蒸し、
熱いうちにマッシャーで潰します。
裏ごしをした後、砂糖とみりんを加えて練り上げ、
最後に刻んだ栗を加えるだけ。
黒豆は、下準備がしっかりできれば失敗知らず。
豆は必ず前日から水に浸し、
たっぷりの水で優しく茹でることが大切です。
祖母から教わった裏技は、圧力鍋を使わず、
弱火でコトコトと3時間ほど煮ること。
手間はかかりますが、
艶やかで柔らかい黒豆に仕上がります。
新年の味覚を彩る!おせち料理の人気な甘いおかず特集
伊達巻は見た目の華やかさと、
ふんわりとした食感が魅力です。
市販のものも美味しいですが、
手作りすると子どもたちも喜んで食べてくれます。
先日、長女と一緒に作った時は、
「お店のより柔らかい!」と大絶賛でした。
基本の材料は卵6個、だし汁100ml、
砂糖50g、みりん30ml。
卵は室温に戻してから使うと、
ふんわりと仕上がります。
生地を焼く時は、薄く何回かに分けて焼き、
重ねていくのがコツ。
巻き寿司のように巻いていく作業は、
子どもたちも楽しく手伝ってくれます。
作り立ては特に柔らかいので、
冷蔵庫でしっかり冷やしてから
切り分けましょう。
金団(きんとん)も、
見た目が豪華な甘いおかずの一つ。
さつまいもの裏ごしに時間はかかりますが、
作業自体は簡単です。
次女は「お芋つぶすの、私がする!」
と張り切って手伝ってくれます。
栗の甘露煮を散りばめれば、より華やかな仕上がりに。
最近の流行は?おせち料理の新提案
最近は伝統的なレシピに
ひと工夫加える家庭が増えているようです。
先日、保育園のママ友と話していて
面白いアイデアを教えてもらいました。
栗きんとんにマロンペーストを加えたり、
黒豆にバニラビーンズを一緒に煮たり。
洋風のエッセンスを取り入れることで、
子どもたちがより親しみやすい味に仕上がるそうです。
我が家でも今年は新しい試みとして、
伊達巻に粉チーズを少量加えてみました。
するとコクが増して、夫も「これいいね!」
と気に入ってくれました。
金団も、従来のさつまいもだけでなく、
かぼちゃを混ぜて作ってみたところ、
自然な甘みで食べやすいと好評でした。
また、保存方法も進化しています。
栄養士の先輩から教わった方法で、
小分けにして冷凍保存すれば、
正月以降も美味しく食べられます。
特に栗きんとんは、解凍後トーストに載せると、
おしゃれなおやつに変身。
次女は「おやつの時間が待ちきれない!」
と目を輝かせています。
まとめ
おせちの甘いおかずは、
家族の笑顔を引き出す特別な料理です。
伝統的なレシピを基本に、少しずつアレンジを加えながら、
わが家らしいおせち作りを楽しんでいます。
時間に追われる毎日ですが、
子どもたちと一緒に準備する時間は、
かけがえのない思い出になっています。
あなたも、ご家族の好みに合わせた甘いおかずで、
特別な新年を迎えてみませんか?