男の子の成長をお祝いする端午の節句。
地域によっても風習に違いがある
日本の伝統行事の一つですが、
そんな端午の節句に欠かせないのが五月人形です。
五月人形は代々受け継いで良いものなのか?
お下がりでも良いものなのか?
男の子がいるご家庭では
悩む方も多いのではないでしょうか。
昔からの習慣で、
「一人に一つ」という考えから受け継ぐものではない
というところが多いですが、
地域によっても風習は違いますので、
これが正解といった答えはないと言えます。
そして現代においては、
「父親から受け継ぐことは素敵なこと」
と捉える考え方も増えてきています。
また、収納場所や経済的な理由からも、
一人一つという形にこだわらなくても良いのではないか、
という考え方の家庭が増えてきているようです。
五月人形を父親から継ぐことはいいの?
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五月人形というと、
兜や若武者を飾るご家庭が多いと思います。
兜には「その子を生涯守るもの」という意味があり、
若武者には
「それぞれの人形のような立派な人に育つように」
という願いが込められます。
なので「一人に一つ」という考え方が多く、
受け継がないという風習が一般的でした。
ですが現代では、
「父親から何かを受け継ぐことは素敵なこと」
と捉える考え方も増えてきています。
親から子へと大切に受け継がれていくことは、
同時に家族の歴史も受け継がれていくことになります。
時代と共に考え方も変わってきて、
各家庭によっても
それぞれの考え方や風習が生まれてきています。
父親から受け継ぐことが
良い、悪いという正解はありませんので、
家族で話し合って納得する形にするのが一番です。
五月人形を兄弟で共有することはできる?
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/五月人形 見出し2-300x200.jpg)
兄弟で共有する場合も同様に、
どちらが正しいということはありませんが、
五月人形の持つ本来の意味を大切にするのであれば、
共有することは避けるべきです。
しかし現代では収納場所や経済的な理由からも、
「一人に一つ」という形にこだわらないご家庭は
決して少なくありません。
端午の節句を季節の行事、イベントとして
楽しむのであれば、
兄弟で共有することを
そこまで気にする必要はないと言えます。
まとめ
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/五月人形 まとめ-300x218.jpg)
元々の由来や意味を考えると、
一人に一つ用意することが一般的であった五月人形ですが、
現代ではそこまでこだわらない家庭も増えてきています。
マンションやアパートに住んでいて
収納スペースの確保が難しかったり、
兄弟が多いので一人一つ用意することが
金銭的に厳しかったり、といったそれぞれの理由があります。
各ご家庭の事情に合わせて家族で話し合い、
それぞれ納得のいく最適な形を見つけましょう