寒くなってくるとエアコンの暖房が大活躍しますよね。
エアコンの暖房費を節約するための推奨設定温度は
20度ともいわれていますが過ごせるギリギリのライン
という感じでまだまだ肌寒く感じます。
もっと設定温度を上げたり、他の暖房家電を増やしたり、
もっと暖房を強くしたいとも思いますが
電気代も気になりますよね。
そんな時はエアコンと一緒に
使い捨てカイロを使ってみませんか?
他の暖房家電を使ったりエアコンを強設定にしたりするよりも
使い捨てのカイロを使った方が実は節約になるんです。
暖房家電の電気料金はどれくらい?
暖房器具を1時間使ったときにかかる費用は
使用条件や使用機種によってよりますが
- エアコン10~20円
- こたつ2~5円
- ホットカーペット2~4円
- 電気ストーブ10~20円
- オイルヒーター10~30円
- セラミックヒーター10~30円
くらいが目安です。
一方、使い捨てのカイロは1枚当たり20円程度で売っているので
12時間継続使用できるものだと1~2円程度で利用できます。
「使い捨て」というワードを聞くと無意識に「高い」
と思ってしまいますが他の暖房家電を使うよりもお得なんです。
そして、使い捨てカイロは節約だけではなく
移動しても暖かいというメリットがあります。
こたつやホットカーペットは電気料金が安くすみますが
その場にいないと暖まれません。
エアコンやオイルヒーターのように空間を温めるものも
一部屋を温める程度ですよね。
しかし、使い捨てカイロは常に持ち運ぶことができるので
部屋を移動しても暖かいです。
料理や洗濯、掃除など家事で部屋を移動することが多い主婦に
ピッタリの暖房ですよね。
ただし、使う個数が増えるほどコスパが悪くなるので
節約面では効率的ではありません。
使い捨てカイロを使う時は
寒がっているのは自分だけという時に
使うようにしましょう。
カイロを効果的に使う方法・寿命を延ばす裏技
使い捨てカイロを使うときは
状況によって温める場所を変えられるように
貼るタイプよりも貼らないタイプの方がおすすめです。
温める場所は
- 首
- お腹
- 腰回り
- 脇の下
などの血管が集中している場所を温めるのが効果的です。
指先や足先が冷えるからといって先端ばかり温めていると
かえって暖まるのに時間がかかってしまうので
肌寒いと感じるときはまずお腹や腰回りにカイロをあてましょう。
ところで、カイロを使い始めたものの
途中でもう暖まったから今はいらないけど、
ちょっともったいないなと思うことはありませんか?
使い捨てカイロは使い始めると途中で止めることができず
時間が経つと使えなくなってしまいますよね。
実は使い捨てカイロを使用している途中で中断して
継続時間を長持ちさせる裏技があるのをご存じですか?
やり方はとっても簡単で、
- ジップロックなどの密閉できる袋にカイロを入れる
- できるだけ空気を抜いて密封する
だけでOKです。
カイロが暖まる仕組みは
カイロの中身の鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄になるときの
化学反応である酸化熱を利用したものです。
つまり、酸素に触れないようにしてしまえば
この化学反応の進行を遅れさせることができるので
使い捨てカイロの寿命を延ばすことができます。
始まってしまった化学反応を
完全にストップさせられるわけではないので
長期間の保存には適しません。
あくまでも一時的な処置として試してみてくださいね。
まとめ
「使い捨て」というワードから無意識に「高い」
と思いがちな使い捨てカイロですが
実は他の暖房家電を使うよりもお得です。
使い捨てのカイロは1枚当たり20円程度で売っているので
12時間継続使用できるものだと1~2円程度で利用できます。
エアコンだけではまだ肌寒いけれど、
設定温度を上げるのは電気代が気になるし…
という時に補助的に使うと節約にもなるし便利ですね。
持ち運べるので家事などで移動することが多い
主婦にもピッタリです。
今年の冬は使い捨てカイロを取り入れて
賢く節約しちゃいましょう。