冬になると、甘酒を飲みたくなりませんか?
しかし、巷では、甘酒を飲むと太りやすくなる!といった情報も出ているようです。
なぜ、甘酒が太りやすいのでしょうか?
甘酒について調査しました!
カロリーはどのくらいなのでしょうか?
簡単に甘酒と言っても、種類があるのでは?
甘酒にまつわる情報をまとめました。
甘酒を飲むことによって、なぜ太るのか原因を追究します。
健康的に楽しむ方法や美味しい飲み方も紹介しますね!
甘酒のカロリーはどのくらい?
甘酒のカロリーは1杯辺り約119kcalです。
数字を言われてもピンとこない!
そんな方もいらっしゃるでしょう。
コーラを例に出すと、46kcaです!
以下に甘酒のカロリーが高いか数字で見ると、はっきりしますね。
しかしながら、甘酒を作る過程によって、カロリーが変わります。
下のグラフをご覧ください。
酒粕から作られた甘酒は54kcalです。
同じ甘酒だと思っていても、実はこんなにも異なることをご存知でしょうか?
米麹の甘酒 (1杯辺り)・・・約119kcal
酒粕の甘酒(1杯辺り)・・・約54kcal
それでは、市販の甘酒の具体的なカロリーも気になりますよね?
森永飲料(甘酒)190グラム・・・約57kcal
酒粕と米麹のブレンド
マルコメ プラス糀 糀甘酒 125g・・・約83kcal
100%国産の米 米こうじ
白鶴酒造 乳酸菌の入った甘酒 190g・・・約87kcal
乳酸菌入り
甘酒のカロリーは平均的に、120kcalから、54kcalである事が判明しました!
確かに、コーラ(炭酸飲料)と比較すると、高いと感じますね。
甘酒の糖質が体重に及ぼす影響
健康面を考える際、カロリーだけではありません!
甘酒には、糖質も含まれています。
次に甘酒の糖質が体重に及ぼす影響について説明しますね。
甘酒の糖質量は100gあたり18g。
同じ量のコーラの糖質量が11.3gとされてます。
甘酒の糖質の量が分かりますね。
それでは、糖質が高いとどんなことが体の中に起こるのでしょうか?
まず、甘酒を一気に飲んでしまうと、血糖値が急上昇!
体内では、血糖値をどうにか下げようと、インスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
インスリンには、体内で脂肪を蓄積させる働きもあるため、分泌量が増えると太る可能性が大いに考えられましょう。
体重が増えると、高血圧・糖尿病などのリスクも増えますね。
甘酒を健康的に楽しむための量は?
甘酒の健康的に楽しむ量は、1日当たり100ml〜200mlまでにしましょう!
量を守れば、毎日飲んでも構いません。
成分表に目を通して、なるべく自分に合った甘酒をチョイスしましょう。
これまで、甘酒のマイナス面ばかり、紹介してきましたが、どうしても飲みたいときもありますよね。
甘酒にもダイエットに効果があるという説も世の中にはあるのです。
健康的な楽しみ方を箇条書きでまとめてみました。
- 一日当たりの量を制限する(200mlまでがベスト)
- 一気飲みはしない!
- ゆっくり飲みましょう
- おやつ(間食)の代わりに摂取する(甘酒には脂質はありません)
- ビタミン・食物繊維・アミノ酸などの栄養も多くあるため、代謝を挙げることができる⇒瘦せやすい体を作れます
- 飲むタイミングは朝がおススメ
- ブドウ糖には血糖値を上昇させる効果があり、血糖値は満腹感を感じることができる。満腹中枢を刺激し、少量でも空腹感が抑えられる!
甘酒の美味しい飲み方
甘酒単品でも、もちろん、美味しいです!
ここでは、甘酒を使った美味しい飲み方を紹介しますね。
①甘酒を割って飲む
牛乳・豆乳・炭酸水・ココア・フルーツジュース(バナナ・イチゴ)ヨーグルトなどで割ることで、甘さを控えつつ楽しむことが出来ます。
②野菜と一緒に飲む
食事中にサラダなどを食べますよね?
その時、甘酒を一緒に摂ると、健康的に甘酒を飲むことが出来ます。
③ポタージュスープに甘酒を入れる
特におすすめなのが、かぼちゃのポタージュです。
最後に甘酒を入れると、味わいに深みやコクが出るので、美味しさもUPしますね。
まとめ
- 甘酒は、米麹(119kcal)と酒麹(54kcal)の2種類がある
- 成分によって、カロリーも変わる
- いずれにしても、高カロリーである
- 甘酒の原料となる米は、糖質が高い
- 糖質が高いと、血糖値が上がり、インスリンが分泌され太りやすくなる
- 体重が増えることにより、高血圧や糖尿病などの病気になる可能性も上がる
- 健康的に甘酒を摂取するには、1日100ml~200mlがベスト
- 飲むタイミング・時間帯に気を付ける
甘酒も飲む量や飲み方によって、健康への影響が変わることが判明しました。
飲みすぎに注意したいものですね!