最近では地球温暖化による異常気象もあってか、
ゲリラ豪雨が増えてきています。
今では一般的に使われている「ゲリラ豪雨」という言葉。
2008年の新語・流行語大賞で
トップ10入りまで果たしていますが、
実は正式な気象用語ではありません。
ゲリラ豪雨は集中豪雨の一種であり、
突発的で天気予報による
正確な予測が難しい局地的大雨のことです。
気象用語で近い言葉を探すのであれば、
「局地的大雨」や「集中豪雨」などと
言い換えることができます。
「局地的大雨」と「集中豪雨」の違いは、
雨の量や降り続く時間、その後に起こりうる影響の差で、
「集中豪雨」になると重大な土砂災害や
家屋浸水等の災害を引き起こすレベルの大雨になります。
気象庁は局地的大雨の原因として、
「積乱雲が同じ場所で次々と
発生・発達を繰り返すことにより起きる」
と説明しています。
ゲリラ豪雨とは何?
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/ゲリラ豪雨 見出し1-300x199.jpg)
ゲリラ豪雨は集中豪雨の一種であり、
突発的で天気予報による
正確な予測が難しい局地的大雨のことです。
従来から使用されていたにわか雨や集中豪雨、
夕立といった言葉をマスコミなどが代用した表現で、
正式な気象用語ではありません。
気象用語で近い言葉を探すのであれば、
「局地的大雨」や「集中豪雨」などと
言い換えることができます。
気象庁によると「局地的大雨」は、
急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に
数十mm程度の雨量をもたらす雨と定義されています。
「集中豪雨」は、
同じような場所で数時間にわたり強く降り、
100mmから数百mmの雨量をもたらす雨です。
「局地的大雨」は「重大な事故を引き起こすことがある」
というレベルであることに対して、
「集中豪雨」は「重大な土砂災害や家屋浸水等の災害を引き起こす」
とされています。
一般的に使われている「ゲリラ豪雨」ですが、
気象庁では大雨のレベルに応じて
「局地的大雨」と「集中豪雨」を使い分けています。
ゲリラ豪雨の原因とは?
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/ゲリラ豪雨 見出し2-300x225.jpg)
先ほどゲリラ豪雨は気象庁では、
「局地的大雨」「集中豪雨」と
言い換えられると説明しました。
気象庁による局地的大雨の原因の説明について、
まとめるとこうなります。
「空気が上昇気流によって上空に押し上げられて、
雲が発生します。
上昇気流が強まり雲が成長を続けると、
積乱雲となり雨を伴うようになります。
積乱雲がさらに発達を続けることで、
狭い範囲に短時間で強い雨を降らせる原因になります。」
まとめ
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/ゲリラ豪雨 まとめ-300x200.jpg)
ゲリラ豪雨は今でこそ一般的に使用されている言葉ですが、
実は正式な気象用語ではなく、
マスコミによって作られた言葉です。
気象庁では大雨のレベルによって、
「局地的大雨」や「集中豪雨」と言い換えられています。
ゲリラ豪雨は予測ができないので、
対策をするのはなかなか難しいですが、
ピークである7月~8月の時期は
特に気をつけたいですね。