周りの子が色々な言葉を話しているのに
うちの子はまだ話してくれていない…
という状況が続くと親としてはちょっと心配ですよね。
でも、「言葉が遅い子は頭が良い」とも聞くし、
言葉が遅いのはむしろ良い傾向なのでしょうか?
「言葉が遅い・早い」はほとんどの場合、
単なる子どもの個性の問題であることがほとんどです。
「言葉が遅い子は頭が良い」
「言葉が遅い子は賢いから大物になる」
ということを言う人もいますが
言葉の発達スピードと知能の高さの関連性に
科学的根拠はありません
言葉を話さなくても
言葉の意味を理解しているようであれば
あまり心配する必要はないので
子どもの成長をあたたかく見守ってあげましょう。
言葉が遅い子の原因は?いつ頃話すようになる?
言葉が遅いのは
子どもの個性の問題が原因であることがほとんどです。
1歳~1歳半ごろには「ママ」「パパ」「まんま」のような単語を
話すことが多いですが子どもの発達スピードは個人差が大きく、
同じ年齢や月齢の子どもでも
できること・できないことの差がついてしまうことがあります。
言葉を話すためには
- 口を上手に動かす
- 言葉を理解する
- 他人に関心を持つ
といったような発達が必要です。
しかし、子どもの発達スピードには個人差があり、
心身ともにバランスよく発達するとは限りません。
言葉が遅い子は
- 話したいけれど口がまだ上手く動かせない
- 口は上手に動かせるけれど言葉の意味をまだ理解できていない
というように言葉を話すために必要な発達の
いずれかを待っている段階なのかもしれないですね。
発達スピードは個人差が大きいのは小さい頃だけで
大きくなっていくごとにその差は縮まっていくので
うちの子はずっと遅いままなの?と心配する必要はありません。
もし、言葉が遅いことが気になるようであれば
- 口や舌の筋肉を鍛えるためによく噛んで食事する
- 言葉を理解しやすいように簡単な言葉でゆっくり話す
ことを心がけると言葉の発達を促しやすくなります。
パパやママが急に子どもに言葉を話すことを
押し付けてしまうとお子さんがビックリしてしまうので
焦らずゆっくり実践してみましょう。
「言葉が遅い子は頭が良い」と言う人もいますが
言葉の発達スピードと知能の高さに関連性はないので
言葉の発達スピードの早さで「頭が良い」と決めつけるのは
いささか早急です。
子どもの個性を尊重しながら、
その子自身の発達スピードに合わせて
心身ともにバランスよく成長するための
サポートを心がけましょう。
言葉が遅い子が心配なときは相談してみよう
言葉の発達には個人差があるとわかっていても
「なんだかモヤモヤして不安」
「うちの子は問題があるかもしれない」
と心配になってしまう時は専門家に相談してみましょう。
子どもが小さいうちは節目のタイミングで
健診もあるのでその時にお医者さんや保健士の方に
相談してみるといいですね。
言葉の発達の遅れには難聴などの
隠れた問題が発見されることもあります。
少しでも引っかかることがあるなら
子どもの言葉の発達に前向きに向き合うためにも
一度専門家に相談してみましょう。
まとめ
子どもの言葉が遅い原因は
子どもの個性の問題であることがほとんどです。
言葉の発達には心身共に発達していくことが大切なので
あせらずゆっくり見守ってあげましょう。
また、言葉を話すためには
- 口を上手に動かす
- 言葉を理解する
- 他人に関心を持つ
といった力が必要です。
言葉が遅いことが気になるようであれば
- 口や舌の筋肉を鍛えるためによく噛んで食事する
- 言葉を理解しやすいように簡単な言葉でゆっくり話す
ことを心がけると言葉の発達を促すことができますよ。
言葉の発達の遅れには難聴などの
問題が隠れていることもあります。
少しでも不安感が残るなら
モヤモヤを解消して
子どもの言葉の発達に前向きになるためにも
一度専門家に相談してみると良いでしょう。