日本人といえばお茶、というくらい
私たちの日常に欠かせない存在であるお茶。
中でも一年の内で一度だけの新茶の季節には、
旬の新茶を楽しむ人が多いのではないでしょうか。
そんな新茶ですが、
新茶の季節や、新茶が出回る時期を聞かれて、
実際に答えられる人は意外と少ないのです。
地域差や環境差はありますが、
新茶の時期は一般的に春の5月頃です。
国内で最も早く収穫が始まる九州から徐々に北上し、
お茶の生産量がトップの静岡県では毎年
4月の下旬頃には新茶の販売が始まります。
この時期に摘み取られた新茶は、
4月下旬~8月初旬頃まで販売されています。
夏頃には新茶の数も少なくなってきてしまうので、
購入するのであれば早めの
5月頃までには購入しておくと良いでしょう。
新茶っていつからなの?
新茶とは、その年の最初に出たお茶の芽を摘んで
つくられたお茶のことです。
新茶の季節といえば5月ですが、
厳密には産地によって異なりますので、
産地毎に時期をずらして楽しむことができます。
新茶の収穫は早いところで3月下旬から、
遅いところで5月下旬です。
お茶の有名な産地毎の収穫時期ですと、
鹿児島県では最も早い3月下旬から、
宮城県、福岡県、三重県、生産量トップの静岡県は、
4月中旬~5月上旬が新茶の時期です。
その後は京都府の4月下旬、
埼玉県の5月上旬~5月下旬と続きます。
新茶のピークは全国的にみて、
4月~5月になります。
新茶が出回るという時期はいつごろ?
新茶の収穫は3月下旬~5月下旬ですが、
この時期に摘み取られた新茶は、
だいたい4月下旬~8月初旬頃まで販売されています。
夏頃には新茶の数も少なくなってきてしまうので、
購入するのであれば早めの
5月頃までには購入しておくと良いでしょう。
新茶の中でも特に品質の良いものは
すぐに売れてなくなってしまうので、
より早めの購入がおすすめです。
新茶としての販売は夏頃までになっていますが、
それ以降の一番茶は、
新茶を熟成させた「蔵出し茶」として販売されます。
熟成に手間がかかる分新茶より少し値は張りますが、
蔵出し茶であれば
秋冬にも新茶を楽しむことができます。
まとめ
一年の内の限られた時期に楽しむことができる新茶。
その新茶の時期といえば5月です。
出回る時期は4月下旬~8月初旬頃と長く感じますが、
多く出回っている5月のうちに
購入しておくと安心です。
その季節や出回る時期についての知識があれば、
新茶を購入し遅れるなんてこともなくなりますね。
飲むとホッと安心するお茶。
中でも旨みや甘みの強い新茶は
現代人の疲れた心を癒やしてくれる存在です。
新茶の時期には、是非味わってみてください。