社会に出ると、ビジネスでのやりとりで
手紙やメールを使う機会が増えると思います。
そんなとき、書き出しとして必要になるのが時候の挨拶文です。
季節の移り変わりを表現する挨拶文をうまく使いこなすことができれば
相手先に丁寧な印象を与えることができます。
社会人として、良い印象を持ってもらうことに越したことはありません。
今回は、梅雨や7月に使える時候の挨拶文を
<漢語調><口語調><結び>の3つに分けてご紹介します。
梅雨の時候の挨拶文を紹介
<漢語調>
季節を表す言葉に「候」をつけた挨拶文です。
格式高くかしこまった印象になるので
ビジネス上のやりとりで多く使われます。
・入梅の候、~
・長雨の候、~
・向暑の候、~
・梅雨晴れの候、~
・初夏の候、~
・皆様におかれましては、ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
・貴社におかれましてはいよいよご発展のことと存じます。
・○○様にはお元気でご活躍のことと存じます。
・○○様におかれましては、いよいよご活躍のこととお祝い申し上げます。
と、繋げることができます。
<口語調>
話し言葉で季節感を表した挨拶文です。
個人でのやりとりや、
ビジネス上でもソフトな印象を与えたいときに使われます。
・今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、~
・うっとうしい天気が続いておりますが、~
・梅雨明けの待ち遠しいこの頃、~
・梅雨明けも間近のようですが、~
・紫陽花がきれいに映える季節となりましたが、~
・お元気でお過ごしでしょうか。
・お変わりなくお過ごしのことと存じます。
・いかがお過ごしでしょうか。
・皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
と繋げることができます。
<結び>
本文の後に続けて、締めくくるために添える挨拶文です。
・蒸し暑い日が続いておりますが、~
・梅雨空の続く毎日ですが、~
・梅雨も明け日ごとに暑さが増しますが、~
・季節の変わり目でございますので、~
・梅雨冷えの厳しいこの頃ですが、~
・お身体大切にお過ごしください。
・体調などくずされませんようお気をつけください。
・くれぐれもご自愛ください。
・ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
と繋げることができます。
梅雨の季語は?
季節を表現するためには、季語を取り入れることもポイントです。
梅雨の季語には
・入梅
・梅雨空
・梅雨寒
・長雨
・空梅雨
・夏至
・五月雲
・皐月波
・蛍
・紫陽花
・栗の花
などがあります。
色々使い分けてバリエーションを増やしてみましょう。
まとめ
さて、今回は
梅雨や7月に使える時候の挨拶文と季語を
紹介させていただきました。
関係性によって自分で言葉を組み替えることができれば
より素敵な挨拶文を書くことができると思います。
是非、参考にしてみてください。