みなさんのお子さんは読書が好きですか？
『嫌いだと思う』と答えるママやパパの方がきっと多いのかなと思います。最近の子供たちはスマホやゲームに夢中になる時間が増え、読書時間が激減しています。
保育園、幼稚園、小学校で読書をする時間はありますが、それでも一日５分から１０分ほどの時間しかありません。読書習慣をつける場所は家庭なのです。
読書には良い効果がたくさんあります。今回は知られざる読書効果や、読書習慣を子供に身に付ける方法を紹介します。是非参考にしてください♪
読書の効果は何がある？
読書には素晴らしい効果はがたくさんあります。
一つ目はなんといっても『語彙力』が豊富になることです！
やはり言葉をたくさん吸収するには読書が一番です。たくさんの本を読んでいる子供は語彙力も高く、話す言葉に説得力もあったり作文を書くのが得意だったりします。
何より自分の思いや考えを相手に伝えることが上手になります。
逆を言えば、読書量が少ない子供は語彙力も乏しく自分の気持ちを表現するのが苦手である子もいます。
二つ目は『イメージ力』が身に付くことです。本を読んで、その様子を頭の中で具体的にイメージすることができるようになります。このイメージ力が付くと、人から聞いたことを第三者に伝えることが上手にもなります。
逆にイメージ力が乏しい子供は人の話を聞いただけでは映像を頭の中に想像することができず会話が進まないなんていう残念なことになってしまう可能性もあります…。
漫画も良いですが、絵本や活字を読むことでイメージ力が身に付くようにしていきましょう。
三つ目は『読解力』が身に付きます。読解力＝読み解く力です。
文章を読んで物事を倫理的に判断したり作者の思いを探ったり知ったりすることができるようになります。読解力の有無はなんと小学校以上の各教科で大きく学力に差が出てしまいます。
例えば学校で解く文章問題では、この読解力がないと解けないのです。特に算数や国語で大きく差が開くので注意してください…。
このように読書にはたくさんの良い効果があります！素晴らしいことに読書にマイナス効果は一つもないのです。
是非お子さんに良い読書習慣が身につくようにしていきましょう！
子供に読書習慣を身に付ける方法は？
『うちの子、全然本を読まないのよね』
『ゲームばっかりで活字なんて触れたことないんじゃないかな…』
『欲しがるのはいっつもゲームばかり…』
なんてことをママたちはよく言います。
そこで教育現場にいた私が経験も生かしながら子供に読書習慣をつける方法をお伝えします。まずは『本であふれた環境づくり』をすることが大切です。
子供の周りにお菓子があればお菓子を食べますし、ゲームがあればゲームをしますよね。
それと同じように本が近くにあれば自然と読むようになるのです。家の本棚に子供の興味関心のあるテーマの本を並べておいたり、低年齢の子供であれば絵本を並べておいたりしましょう。本は無理に購入する必要はありません。
図書館に通う習慣をつけて、たくさんの本に出会えるようにしてあげてください。我が家の５歳の子供は、２週間に一度図書館へ行き毎回３０冊は借りています。
そしていつでも読めるようにリビングに置いています。その習慣を続けて最早４年ほど経っています。このおかげで語彙力も豊富になり、文章力も高いです。
もちろん読書習慣も身に付きました！作者の名前も覚えてしまうほど、絵本好きな子供に成長していますよ。
ちなみに本を購入して増やしたいという方は新品ではなく古本で十分です。古本でもきれいな絵本はたくさんあります。安くたくさん購入してあげることをおすすめします。
低年齢の子供には『読み聞かせ』も読書習慣をつけるために重要な方法です。
みなさんは読み聞かせを毎日してあげていますか？忙しいママやパパは読み聞かせを避けがちですが、５分もあれば短い絵本であれば２冊は読めます。読み聞かせをスタートするのは０歳からです。
産まれたその日から読んであげてもOKです。読み聞かせを一日の中でいつも決まった時間に行うことで子供も自然と本を読むという意識が高まります。
我が家は夜寝る前に布団の中で必ず最低でも３冊は読み聞かせをしています。子供の心も穏やかになりぐっすり眠れるようにもなりますよ。
是非すすんでお子さんに絵本を読んであげてくださいね♪
まとめ
読書習慣はそう簡単には身に付きません。やはり環境を整えてあげたり大人の支援も必要になったりします。しかし小さい頃に一度身に付けた読書習慣は大人になっても身に付いたままです♪
今回は読書の効果と読書習慣の身に付け方を紹介しました。今日からでも構いませんので、是非子供たちに読書習慣をつけてあげてくださいね！
たくさんの本に出会い、子供の心が豊かになるようにしてあげましょう。
