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夏の困った肌のかぶれ原因は日焼け止めかも!?対処法を教えます

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夏場に肌がかぶれやすくて困っている、という

人は多いのではないでしょうか?

 

夏に肌がかぶれる原因は、エアコンの風による

肌の乾燥や、「あせも」以外にもあります。

 

その原因とは、夏によく塗る「日焼け止め」です!

 

実は、日焼け止めに含まれる成分が

肌に刺激を与えることによって、

肌がかぶれてしまうことがあるんです。

 

でも、肌トラブルを避けようと思って

日焼け止めを全く塗らないと、

日焼けやシミに繋がってしまうので困りますよね。

 

「肌が荒れるのは嫌だけど日焼け止めは使いたい!」という

あなたに、日焼け止めによる肌トラブルの原因や、

肌に優しい日焼け止めの選び方をご紹介します。

 

日焼け止めと肌トラブルの関係を知ることで、

大切な肌を守りましょう!

 

成分に注目!日焼け止めによる肌トラブルの原因

日焼け止めに含まれる成分には、

大きく分けて二つの種類があります。

 

ひとつは紫外線散乱剤と呼ばれる成分です。

紫外線散乱剤は、肌の表面を細かい粒子で覆うことで、

紫外線を物理的に反射・散乱させてくれます。

酸化亜鉛や酸化チタンなどの金属を使用していて、

化学反応が起きないため肌への負担が少ないとされています。

 

ですが、散乱剤は白色の顔料なので

肌に塗った際に白浮きしやすいうえ、

粉体のため汗で流れ落ちやすいというデメリットがあるんです。

そのため、別の散乱剤と混ぜ合わせて白浮きを軽減する、

撥水性を高めるためシリコーンでコーティングするなど、

工夫された商品が多く発売されています。

 

また、散乱剤の粒子はファンデーションの粉などよりも

きめ細かいので、毛穴や肌の溝に入りやすいです。

散乱剤の入った日焼け止めを使用した後は、

いつもよりしっかりとクレンジングしましょう。

 

もうひとつは、紫外線吸収剤と呼ばれるものです。

紫外線吸収剤は、肌の表面で化学反応を起こすことで、

紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変換する成分です。

 

吸収剤は散乱剤と比べて紫外線防止効果が高いうえ、

白浮きせず汗や水に強いという特徴があります。

ですが、使う人の肌の状態によっては、化学反応や

エネルギーが放出される時の熱で、

肌トラブルを起こしてしまうことも。

また、吸収剤が紫外線を吸収し化学反応を起こした時、

吸収剤の分子の構造が壊れ、変化してしまうことがあります。

変化した物質も肌荒れやアレルギー反応を

起こすことがあるので、吸収剤の入った

日焼け止めを使う時は、注意してくださいね。

 

紫外線吸収剤の方が散乱剤よりも高い効果を期待できますが、

その分肌荒れに繋がりやすいということがわかりました。

 

日焼け止めは、ついつい効果の高さで選んでしまいがちですが、

含まれている成分も意識した方が良さそうですね。

特に敏感肌の人は、健康な肌の人よりも

肌に負担がかかりやすいですので、気をつけてくださいね。

 

肌トラブルとサヨナラ!日焼け止めの上手な選び方

日焼け止めによる肌トラブルを避けるためには、

紫外線吸収剤を含まない商品を選ぶのがポイントです。

 

商品を選ぶ時、無香料や無着色、低刺激と

表記されているものを探してみましょう。

着色などがされているものは、

添加物が多く含まれているのでオススメできません。

 

敏感肌や乾燥肌の人は、保湿成分の有無にも注目してみましょう。

ヒアルロン酸や、植物由来の保湿成分が

含まれているものの中から、自分に合うものを選んでみてくださいね。

 

吸収剤が含まれているか、記載内容で判断できない商品は、

実際に手に付けてみてください。

伸ばしてみた時、色が透明なものは外線吸収剤を

使用している日焼け止めなので避けた方が良いでしょう。

 

成分の次は、効果の強さを確認してくださいね。

パッケージに「SPF」や「PA」という表示あるのは

ご存知でしょうか?

この二つは、どちらもUVカット効果の強さを表す言葉です。

 

紫外線はUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)に分けられ、

UVAはシミ・シワ・たるみの、

UVBは日焼けやシミの原因になります。

 

SPFにはUVBを、PAにはUVAを防ぐ効果があるんです。

SPFは数字の大きさで、PAは+(プラス)の多さで

効果の強さを表しています。
SPFの強さは50、PAは++++(フォープラス)が最大です。

「絶対日焼けをしたくないから、

一番効果の強いものを使っている」という人も多いと思います。

ですが、効果が強いほど肌への負担も大きくなるんですよ。

日常生活で使うのならば、

SPF30、PA+++くらいの商品でも十分です。

普段は弱めの日焼け止めを使い、

スポーツやアウトドアを楽しむ時だけ効果の高いものを使うなど、

状況に応じて使い分けてみてはどうでしょうか?

 

成分や効果の強さだけでなく、落としやすさも

日焼け止め選びの重要なポイントです。

日焼け止めの中には、使用後に専用のクレンジングで

落とさないといけない商品もあります。

ですが、クレンジングは肌へ負担がかかるので、

できれば避けたいところです。

パッケージに、「クレンジング不要」や「落としやすい」と

記載されているものを選ぶのがオススメですよ。

特に、お湯だけで洗い流せるタイプは、

ダメージを軽減するだけでなく手間を省くこともできるので、

忙しい方にはぴったりです♪

 

今回ご紹介した選び方のポイントを参考にして、

自分に合う、肌に優しい日焼け止めを見つけてくださいね!

 

いかがでしたか?

紫外線から肌を守るための日焼け止めで、

逆に肌トラブルが起きてしまうと嫌ですよね。

最近は日焼け止めの種類もたくさんありますので、

パッケージを見たり試し塗りをしたり、

よく吟味して選ぶようにしましょう!