![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/140726148868_TP_V4-200x300.jpg)
夏場に肌がかぶれやすくて困っている、という
人は多いのではないでしょうか?
夏に肌がかぶれる原因は、エアコンの風による
肌の乾燥や、「あせも」以外にもあります。
その原因とは、夏によく塗る「日焼け止め」です!
実は、日焼け止めに含まれる成分が
肌に刺激を与えることによって、
肌がかぶれてしまうことがあるんです。
でも、肌トラブルを避けようと思って
日焼け止めを全く塗らないと、
日焼けやシミに繋がってしまうので困りますよね。
「肌が荒れるのは嫌だけど日焼け止めは使いたい!」という
あなたに、日焼け止めによる肌トラブルの原因や、
肌に優しい日焼け止めの選び方をご紹介します。
日焼け止めと肌トラブルの関係を知ることで、
大切な肌を守りましょう!
成分に注目!日焼け止めによる肌トラブルの原因
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/ishinagegirlkouen_TP_V-300x164.jpg)
日焼け止めに含まれる成分には、
大きく分けて二つの種類があります。
ひとつは紫外線散乱剤と呼ばれる成分です。
紫外線散乱剤は、肌の表面を細かい粒子で覆うことで、
紫外線を物理的に反射・散乱させてくれます。
酸化亜鉛や酸化チタンなどの金属を使用していて、
化学反応が起きないため肌への負担が少ないとされています。
ですが、散乱剤は白色の顔料なので
肌に塗った際に白浮きしやすいうえ、
粉体のため汗で流れ落ちやすいというデメリットがあるんです。
そのため、別の散乱剤と混ぜ合わせて白浮きを軽減する、
撥水性を高めるためシリコーンでコーティングするなど、
工夫された商品が多く発売されています。
また、散乱剤の粒子はファンデーションの粉などよりも
きめ細かいので、毛穴や肌の溝に入りやすいです。
散乱剤の入った日焼け止めを使用した後は、
いつもよりしっかりとクレンジングしましょう。
もうひとつは、紫外線吸収剤と呼ばれるものです。
紫外線吸収剤は、肌の表面で化学反応を起こすことで、
紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変換する成分です。
吸収剤は散乱剤と比べて紫外線防止効果が高いうえ、
白浮きせず汗や水に強いという特徴があります。
ですが、使う人の肌の状態によっては、化学反応や
エネルギーが放出される時の熱で、
肌トラブルを起こしてしまうことも。
また、吸収剤が紫外線を吸収し化学反応を起こした時、
吸収剤の分子の構造が壊れ、変化してしまうことがあります。
変化した物質も肌荒れやアレルギー反応を
起こすことがあるので、吸収剤の入った
日焼け止めを使う時は、注意してくださいね。
紫外線吸収剤の方が散乱剤よりも高い効果を期待できますが、
その分肌荒れに繋がりやすいということがわかりました。
日焼け止めは、ついつい効果の高さで選んでしまいがちですが、
含まれている成分も意識した方が良さそうですね。
特に敏感肌の人は、健康な肌の人よりも
肌に負担がかかりやすいですので、気をつけてくださいね。
肌トラブルとサヨナラ!日焼け止めの上手な選び方
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/mizuho1102DSC_0653_TP_V-300x200.jpg)
日焼け止めによる肌トラブルを避けるためには、
紫外線吸収剤を含まない商品を選ぶのがポイントです。
商品を選ぶ時、無香料や無着色、低刺激と
表記されているものを探してみましょう。
着色などがされているものは、
添加物が多く含まれているのでオススメできません。
敏感肌や乾燥肌の人は、保湿成分の有無にも注目してみましょう。
ヒアルロン酸や、植物由来の保湿成分が
含まれているものの中から、自分に合うものを選んでみてくださいね。
吸収剤が含まれているか、記載内容で判断できない商品は、
実際に手に付けてみてください。
伸ばしてみた時、色が透明なものは外線吸収剤を
使用している日焼け止めなので避けた方が良いでしょう。
成分の次は、効果の強さを確認してくださいね。
パッケージに「SPF」や「PA」という表示あるのは
ご存知でしょうか?
この二つは、どちらもUVカット効果の強さを表す言葉です。
紫外線はUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)に分けられ、
UVAはシミ・シワ・たるみの、
UVBは日焼けやシミの原因になります。
SPFにはUVBを、PAにはUVAを防ぐ効果があるんです。
SPFは数字の大きさで、PAは+(プラス)の多さで
効果の強さを表しています。
SPFの強さは50、PAは++++(フォープラス)が最大です。
「絶対日焼けをしたくないから、
一番効果の強いものを使っている」という人も多いと思います。
ですが、効果が強いほど肌への負担も大きくなるんですよ。
日常生活で使うのならば、
SPF30、PA+++くらいの商品でも十分です。
普段は弱めの日焼け止めを使い、
スポーツやアウトドアを楽しむ時だけ効果の高いものを使うなど、
状況に応じて使い分けてみてはどうでしょうか?
成分や効果の強さだけでなく、落としやすさも
日焼け止め選びの重要なポイントです。
日焼け止めの中には、使用後に専用のクレンジングで
落とさないといけない商品もあります。
ですが、クレンジングは肌へ負担がかかるので、
できれば避けたいところです。
パッケージに、「クレンジング不要」や「落としやすい」と
記載されているものを選ぶのがオススメですよ。
特に、お湯だけで洗い流せるタイプは、
ダメージを軽減するだけでなく手間を省くこともできるので、
忙しい方にはぴったりです♪
今回ご紹介した選び方のポイントを参考にして、
自分に合う、肌に優しい日焼け止めを見つけてくださいね!
いかがでしたか?
![](https://marimo-life-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/mizuho17810DSC_0264_TP_V-300x200.jpg)
紫外線から肌を守るための日焼け止めで、
逆に肌トラブルが起きてしまうと嫌ですよね。
最近は日焼け止めの種類もたくさんありますので、
パッケージを見たり試し塗りをしたり、
よく吟味して選ぶようにしましょう!