この記事ではイースターで卵がモチーフとなった理由や、イースターの遊び方を紹介しますので、子供と一緒にイースターを楽しみましょう!
最近では、「イースター」というイベントも徐々に広まってきました。
イースターが行われる日には、よく卵をモチーフにしたアイテムが飾られますが、なぜでしょうか?
それは、卵が「生命」や「誕生」の象徴と考えられるからだと言われています。
イースターに用いられる卵は「イースターエッグ」と呼ばれます。
イースターエッグは、本物の卵の中身を抜いて、殻にシールを貼ったりイラストを描いて作ります。
本物の卵の代わりに、画用紙やアルミホイルを使う方法もあります。
出来たエッグは、お家に飾って楽しみましょう。
また、海外では親御さんがイースターエッグを隠してお子様に探してもらったりして遊びます。
茹で卵を使ったかけっこ遊びなどの楽しみ方もありますよ。
イースターエッグの作り方や遊び方を紹介
イースターを楽しむには、イースターエッグの用意が欠かせません。でも実は、イースターエッグ作り自体も楽しいんですよ。
意外と簡単に作ることができるので、ぜひお子様と一緒にエッグを作ってみてくださいね。
イースターエッグの作り方
まず、生卵の上下どちらかに、金串などで穴を開けます。
一気に穴を開けるのではなく、少しずつ穴を広げていくと上手にできますよ。穴が開いたら、竹串を使って中身を出しましょう。
(取り出した中身は、ぜひ料理に活用してくださいね!)
中身が全て出たら、殻の内側を水で洗い、よく乾かします。
その後、自分の好きなように殻をデコレーションします。
カラーペンやアクリル絵の具で色を付けたり、シールを貼ったりして、派手なエッグを作りましょう♪
本物の卵がない場合は、画用紙やアルミホイルを卵形に丸めてベースにすると良いですよ。
また、デコレーションには、細かくちぎった折り紙を使っても可愛いです。
イースターエッグが用意できたら、玄関やお部屋に飾ってみましょう。きっとお部屋の雰囲気が明るくなりますよ。
イースターエッグの遊び方
また、「エッグハント」をやってみるのもオススメです。
エッグを隠してお子様に探してもらう遊びです。
海外では、エッグをお庭に隠すことが多いですが、日本には隠せるようなお庭がないご家庭も多いですよね。
お庭でのエッグハントが難しい場合は、家の中にエッグを隠してみると良いでしょう。隠す時は、エッグが割れないように気を付けてくださいね。
また、公園へ行って遊ぶという方法もあります。
この場合は、お子様が探しやすいように、エッグではなくやや大きめのボールを使うことをオススメします。
ボールはカラフルなものを選び、「卵」や「エッグ」と呼ぶと気分が出るでしょう。
イースターエッグではなく、普通の卵を使う「エッグレース」や「エッグロール」といった遊び方もあります。
エッグレースは、スプーンに卵を乗せてかけっこをする遊びです。
海外では茹で卵を使用することが多いそうです。
本物の卵を使用するのはちょっと心配……という場合は、卵の代わりにゴムボールを使うと良いでしょう。
ゴムボールは弾力があり、落とした時によく跳ねるので楽しめると思いますよ。
また、スプーンは小さすぎて難しい……という時は、スプーンの代わりにオタマを使ってみてくださいね。
このゲームは、チーム戦やリレー方式にして、他のご家族と一緒に遊んでも楽しいでしょう。
エッグロールは、その名の通り、卵を割れないように転がす遊びです。
丘の上などで転がすのが主流ですが、卵を地面に転がすということに抵抗がある日本人は多いと思いますので、レジャーシートの上で転がすなど工夫してくださいね。
もしくは、鈴の入ったボールを転がして追いかけっこをするというのも手です。
お子様なら、鈴の音を聞くだけでもテンションが上がると思いますよ!
イースターと卵の関連性は?
卵がイースターの象徴となった理由は、イースターの起源となったゲルマン民族のお祭りに関係があります。
イースターは、春と豊穣の女神エオストレ(Estore)を祝うゲルマンのお祭りと、キリスト教の復活祭(キリストの復活を喜ぶ祝祭)が融合したものと言われています。
卵は「生き物の誕生」や「死んだキリストの復活」を表しているとされ、生命を表すものと考えられてきました。
また、女神エオストレ(Estore)を祝うお祭りでは、卵が捧げられていたと言われています。そのため、卵はイースターの象徴となったのです。
イースターの卵にこのような意味があったとは、驚きですね。
いかがでしたか?
まだ日本には浸透していないイースターですが、使われているモチーフのことや遊び方がわかれば、ご家庭でもクリスマスやハロウィンのように楽しめそうですよね。
イースターエッグのデコレーションにビーズや毛糸を使う、オリジナルのルールを作って遊んでみる……など、ちょっとした工夫をすれば、さらに満喫できるでしょう。
ぜひ、イースターの文化をご家庭にも取り入れてみてくださいね!