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よさこい祭りとよさこいソーラン祭り何が違う? わかりやすく解説 

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今年は、大変残念なことにコロナ渦で色々なイベントが中止されています。

本当に残念ですね。。。。。

 

よさこい祭りやよさこいソーラン祭りで夏が盛り上がるはずだったのに!と、どうしても思ってしまいませんか?

 

ところで、よさこい祭りとよさこいソーラン祭りって何が違うのか知っていますか?

もし、あなたが踊りで参加したことがあったらきっと知っているはずですね。

 

簡単な見分け方をご説明しましょう!

 

よさこい祭りは、高知県が発祥のお祭りです

そもそもよさこい祭りは、高知県高知市で始まりました。よさこい祭りの歴史は古いです。1954年に徳島の阿波踊りに対抗しようと高知でよさこい祭りが始まりました。

 

よさこい祭りには、ルールがあります。1チーム150人以下で踊ること。

 

そして鳴子を持って前へ進む振り付けで踊ることです。曲は、それぞれのチームでアレンジして良いですが、『よさこい鳴子踊り』のメロディーを必ずいらないといけないらしいです。そんなに難しくないルールですね。

 

鳴子というのは、楽器の一種です。元々は、木の板に、他の木の板をつけて音が鳴る様にした楽器です。元々は、鳥から農作物を守るために作られた農具でした。

あなたは知っていましたか?

 

その鳴子を持ってチームでお揃いの衣装を着て、歌舞伎俳優の様な派手目なメイクをして踊ります。

 

毎年8月に開催されるよさこい祭りの歴史は古いのですが、全国各地で知られる様なお祭りではなかったのです。

 

ところが、あることがきっかけで大ブームを起こします!

 

札幌YOSAKOIソーラン祭りが大ブームに!

Y O S A K O Iソーラン祭は、毎年札幌で6月に開催されます。

当時、北海道大学の学生だった長谷川岳さんを語らずには、札幌のY O S A K O Iソーラン祭りについては語れません。

 

高知県と北海道出身の両親を持つ長谷川さんが高知県のお祭りと北海道のお祭りを融合させたらどうか?と思ったのがきっかけです。

 

高知県のよさこい祭りにヒントを得た長谷川さんは、北海道のソーラン節を融合してみようということになりました。1991年12月のことでした。

 

翌年の1992年6月には、第一回目のY O S A K O Iソーラン祭りが長谷川さんを中心に開催されます。

 

札幌には、札幌雪まつりという大きなイベントが冬にあります。札幌雪まつりは、規模も大きくて、知名度も大きいです。

 

当時、すでに海外から雪まつりを見に来る人もたくさんいました。自衛隊の皆さんが作る大雪像はものすごい迫力で、わざわざ海外からみに来たくなる気持ちもわかります!

 

しかし、札幌には、雪まつり以外に大きなイベントがなかったので、観光資源が厳しかったのが現状です。

 

そこで、長谷川さんらがなんとか夏に大きなイベントを札幌で創り出したいと考えたのです。

 

また、夏は、本州ではちょうど梅雨の時期です。

梅雨で天気が分かりづらい時期に本州で大きな野外でのイベントを開催するのは難しいです。

 

だからこそ、札幌なら梅雨がほとんどないので、たくさん観光客を呼べると考えたのです。

 

長谷川さんの読みは大当たりで現在まで、札幌Y O A K O Iソーラン祭りは、夏の一大イベントとして君臨しています。本家本元の高知県のよさこい祭りも札幌Y O S A K O I

ソーラン祭りの大ヒットで、再び盛り上がりを見せています。

 

札幌市としても、夏のY O S A K O Iソーラン祭り、冬の雪まつりで年に2回も大きな行事を創り出すことに成功し、安定した観光収入を得ています。

 

今では、歴史の古い札幌雪まつりと同じくらいの観光客を夏のY O S A K O I

ソーラン祭りで呼び込むことに成功しました。

 

Y O S A K Iソーラン祭りのルールもシンプルです。150名以下で1チームとします。

『鳴子』を持って踊ることと、『ソーラン節』のフレーズを演舞に使う曲に入れることです。

 

基本的によさこい祭りの流れをくんでいるので、ルールも同じ感じですね。

 

ルールがシンプルで分かりやすいことも大ブームになったきっかけだと思います。

難しいルールだとみんなが取り組みにくくなってしまいます。

 

まとめ

歴史の古い高知県のよさこい祭りを北海道のソーラン節と融合させたのが、

札幌Y O S A K O Iソーラン祭りです。

 

長谷川さんの思いつきがなければ、札幌Y O S A K O Iソーラン祭りは生まれなかったのですね。そんな長谷川さんは、大学を立派に卒業されて、現在は参議院議員として活躍されています。

 

高知市のよさこい祭り、札幌市のY O S A K O Iソーラン祭り、どちらも今年は、コロナの影響で開催できません。

 

しかし、来年のお祭りのために悔し涙をこらえながらお家で踊りの練習に励んでいるダンサーさんたちが沢山いるはずです。

 

そんなみなさんの頑張りを来年の6月は札幌Y O S A K O Iソーラン祭りを、そして8月は高知のよさこい祭りをぜひ見に行きたいですね!