子供の頃ならサンタクロースから誰もがもらえるプレゼント。
毎年この時期になるとワクワクして嬉しくてテンションも上がりますよね。
そんなクリスマスですが、なぜサンタクロースがやってきてプレゼントを配っているのか知っていますか?
子供の頃の習慣であまり深く考えていなかったという人もいると思うのです。
これからサンタクロースの由来や始まりなどを詳しくご紹介したいと思います。
知っていそうで知らないことが多いと思いますよ!
サンタクロースの由来は?
4世紀ごろ東ローマ帝国にあった古代都市にいたカトリックの司教セントニコラウスが由来といわれているのです。
セントニコラウス司教が貧しくて苦しんでいる娘たちのお家に煙突から金貨を投げて、助けてあげたのです。
その金貨がたまたま暖炉のそばに干してあった靴下の中に入ったと言われているのです。
ここから、サンタクロースは煙突からやってきて、プレゼントを靴下に入れるという風になったのです。
この聖ニコラウスはとても優しい性格で、深い慈悲の心を持っていたのです。旅をしながら、自分の莫大遺産を貧しい人や病気の人を助けるために使っていたのです。
この人の行いが、起源になっていると言われています。
ヨーロッパでは、クリスマスとは別に聖ニコラウスがなくなった12月6日にチョコレートなどのプレゼントをもらうことができるのです。
でも聖ニコラウスがなぜサンタクロースとなったのでしょうか?
アメリカで18世紀末にオランダで聖ニコラウスの命日をお祝いする習慣をアメリカで紹介したのです。オランダ語で聖ニコラウスはシンタクラースと言われていたのです。
紹介した木版画に聖ニコラウスの肖像と背景に暖炉と、おもちゃやお菓子がたくさん入った靴下がぶら下がっているのが書かれていました。
聖ニコラウスをニューヨークの聖人として紹介したことで、シンタクラースの伝説がアメリカで広がったのです。
そして、19世紀初頭になって、子供達に囲まれて、プレゼントを配っているサンタクロースの姿が伝統になったのです。
クリスマス頃のセールの広告でサンタの姿を描いたりするようになり、さらに、米国聖公会司教のクレメントクラークムーアが書いた詩から、陽気なおじさんのサンタクロースのイメージで、煙突から家に入ってプレゼントを配る様子がベースになったと言われています。
意味を知ると、そんなに奥が深かったのかって思いませんか?
アメリカに入ってから、現在のサンタクロースのイメージが出来上がったのですね。
とにかく世界中の子供に夢を与え続けてくれることはとても嬉しいことですよね!
クリスマスイブにプレゼントを届けるのは世界中同じではない!?
クリスマスイブの日にサンタクロースがやってきてプレゼントを持ってきてくれるのですが、実は世界共通というわけではないのです。
アメリカや、日本はサンタクロースがトナカイが引くソリに乗ってプレゼントを届けてくれます。でも国によっては違うのです。
ドイツ、スイス、オーストリア編
クリストキント、クリス・クリングルという天使がクリスマスイブやクリスマスの日にプレゼントを届けてくれるのです。良い子にしていないと来ないのは同じです。
クリストキントはキリストの子供という意味で、聖ニコラウスのお供をしている天使の姿をイメージしているのです。
12月6日に聖ニコラウスから、そして12月24日クリストキントからプレゼントをもらえるのです。
北欧編
ユールトムテというヤギが引くソリに乗って悪戯の妖精がプレゼントを届けてくれるのです。
ロシア編
バーブシカ(老婆)が三賢人に間違った道をわざと教え、イエスに会えないようにしたと言われているのです。そして、後でバーブシカは後悔して、謝りたくても謝れず、懺悔の意味も込めて、毎年1月5日に子供達の寝床の横にプレゼントを置いていくのです。
子供の中の一人がイエスキリストだと信じ、自分の罪を許してもらえると願いながら。
ロシアは1月5日がクリスマスイブになるのです。この言い伝えから、バーブシカがプレゼントを届けるのだそう。
イギリス フランス編
イギリスでは、ファーザークリスマスが靴下にプレゼントを入れて行くと信じられています。
フランスでは、ペールノエルがくつの中にプレゼントを入れると信じられているのです。
国によって色々な説があるのです。そして、届ける人も様々なのです。でも、根底にある内容は聖ニコラウスがイメージされているのです。そこは世界共通です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クリスマスにサンタクロースがプレゼントを届ける由来をお伝えしました。
全世界の人 共通ですが、実は国によってプレゼントを届ける人が違っていたのです。
天使だったり、老婆だったり。
良い子にしている子供のところに年に1回プレゼントを持ってきてくれるのです。夢があってとても良いですよね。
いつまでもこの風習を大切にできれば良いですね。