せっかく作った離乳食を赤ちゃんが食べてくれずに
捨てることになった時の悲しさ、悔しさ、虚しさ…
とてもつらいですよね。
「私の作った離乳食がおいしくないから?」
「ママとして失格?」
と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
そして離乳食が始まる5~6ヶ月以降の赤ちゃんは
ねんね期と比べると寝返りやずりバイなど
できることもだんだんと増え、運動量も増えていきます。
離乳食を食べてくれないと
「きちんと大きくなれないのでは?」
と赤ちゃんのことが心配になってしまいますよね。
赤ちゃんが離乳食を食べない原因は
- 赤ちゃんの離乳食を始める準備ができていない
- 好みの味・固さ・食感でない
- お腹が空いていない
などが考えられます。
赤ちゃんが離乳食を食べない時は
- 月齢ごとのガイドラインは目安程度に
- 赤ちゃんの主張を尊重する
ことがポイントです。
進め方は柔軟に対応することが解決策ということですね。
離乳食を嫌がるとき、無理やりあげるのはNG
赤ちゃんが離乳食を嫌がったとき、ママはどうしていますか?
怒ったり、無理やりあげたりするのは
赤ちゃんが「ごはんって楽しくない!」と思ってしまうので
NGです。
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないときは
- 赤ちゃんが現在の離乳食のステップを始める準備ができているか
- 好みの味・固さ・食感になっているか
を確認しましょう。
「でも離乳食の進め方はこれくらいの固さって書いてあったし…」
と思いませんでしたか?
赤ちゃんの成長は一人ひとり全く違います。
首のすわり具合や歯が生えはじめる時期など、
あなたの赤ちゃんと他の赤ちゃんは微妙に違いがあるはずです。
だから、離乳食の進め方も
教科書通りに進めるよりも
赤ちゃんの成長に合わせて進めてあげましょう。
早いうちから固めのごはんが好きな赤ちゃんもいますし、
大きくなってもおじやや雑炊が好きという子もいます。
離乳食の水分量を調節することで
赤ちゃんの食いつきが変わることもあるので
ぜひ試してみてください。
また赤ちゃんは食感に関しても意外と敏感です。
他のパンは食べないけれど蒸しパンだけなら食べる
ごはんは食べないけれどお煎餅は食べる
という赤ちゃんもいます。
しっとり、ふわふわ、サクサク、もちもち、ツルツルなど
色々な食感を試せるように調理を工夫してみましょう。
また、赤ちゃんの舌は大人よりも繊細です。
初めて食べる味はびっくりしてしまうこともありますし、
あなたに苦手な味があるように
赤ちゃんにも苦手な味があります。
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないのは
今だけの一時的なことです。
今は食べられないものでも
大きくなれば食べられるようになっていきます。
赤ちゃんが離乳食を嫌がるときは
無理やりあげ続けたりせずに
食感や味、水分量を変えたものを試してみてくださいね。
離乳食のタイミングが合わないことが原因かも?
離乳食の食感や味、水分量を変えても
食べてくれなかったという時はどうしたらいいのでしょうか。
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないのは
離乳食の時間と赤ちゃんの空腹のタイミングが合わない
ことも一因かもしれません。
特に朝はバタバタしがちで、
赤ちゃんのペースに合わせてばかりいられない
こともありますよね。
赤ちゃんはもしかしたら、
「今はお腹が空いていないから食べられないよ」
と言っているだけかもしれません。
授乳やミルクの時間から充分に時間があいていて
赤ちゃんもお腹が空いているタイミングを狙って
離乳食をあげるようにしましょう。
まとめ
すべてが初めての赤ちゃんにとって
いきなり上手にできないのは当たり前のことです。
赤ちゃんが離乳食を食べないのは
自分のせいだと責める必要も
赤ちゃんの成長を心配する必要もありません。
離乳食は
- 赤ちゃんの準備ができているか
- 好みの味・固さ・食感になっているか
- お腹が空いている状態か
をチェックしながら用意してみましょう。
離乳食は母乳やミルク以外の物を
口に入れたり、飲み込んだりするための練習です。
- 月齢ごとのガイドラインは目安程度に
- 赤ちゃんの主張を尊重する
進め方で離乳食を作ってみましょう。
ママは焦らず、リラックスして
赤ちゃんの毎日のトライ&エラーを応援してあげましょう。