皆さんはスポーツに対してどのようなイメージを抱くでしょうか?
人によっては「厳しい」や「ストイック」といった印象を抱く方も多いのではないでしょうか?
スポーツの中でも特に野球は坊主頭だったり、大声を出したりと規律がかなり厳しいイメージがありますよね?
今回の記事ではこの「厳しい」の本当の意味を選手に知ってもらうという意味合いを込めて、指導者目線での教え方や身だしなみ、取り組み方などをお話ししていければと思います。
野球における選手に対する教え方
野球の指導者の人にも様々なタイプがいますが、頭ごなしに怒っているように見える人もよく見受けられます。
この見出しでは監督やコーチの人達は、選手にどのような気持ちで野球を教えているのかを解説していこうと思います。
「怒る」ではなく「叱る」ということ
最近では幼い頃から両親などに叱られていないという選手も多く、我慢するということがあまり身についていないことがあります。そうすると指導者に初めて怒られたという選手が出てきます。
ただ、野球においては「怒る」ではなく「叱る」ということを意識することが大切です。怒るというのは感情が入りますが、叱るというのは教えることに繋がります。
感情のままに怒ると言葉がスムーズに入っていかないので叱るという意識のもとで注意をすることが大切になります。
挨拶の基本は立ち止まって頭を下げること
野球では「野球道」という言葉があるように、「武士道」のようなものが存在します。礼にはじまって礼に終わる。高校野球の大会にしても、みんな礼をしてグランドに入り、試合の始まりと終わりに必ず礼をするからこそ、多くの人から感動され、賞賛されていると思います。
グラウンドは野球における道場であるので、そこに入るときにきちんと立ち止まって礼をするかどうかが大切です。「立ち止まって」というのは非常に大事な部分であり、その場でピタッと立ち止まり挨拶をすることができれば、挨拶をされた方も気分が良くなるものです。
野球における身だしなみやマナー
一昔前までは野球といえば坊主頭や、着ているものもサッカーなどと違い、おしゃれではなくダサい…などのイメージを持っている人もいたかと思います。
しかし、最近の高校野球では髪を伸ばすことを奨励しているチームや練習着なども随分とカラフルになり、おしゃれになっています。
ここでは野球をする上でのマナーや清潔感などについてお話ししていきたいと思います。
身だしなみや清潔感は大事
よく、「人間は中身が大事」と言われるのをよく目にしますが、初対面などでは人間の心というものは中々見えてこないと思います。
なので最初は見える部分である外見を整えることも非常に大切です。身だしなみでもユニフォームの着こなしがしっかりしていれば見栄えが良くなりますし、強いチームに見られるものだと思います。
毎日、身だしなみをきちんとしていれば心も整い、野球に対しても集中できる気持ちづくりができるようになります。
また、「清潔感」も非常に大切です。髪の毛が長い状態や眉毛を細くする、そして練習時に汚いユニフォームで練習を行うと身も心も引き締まらない状態で野球に取り組むことになってしまいます。
特にユニフォームに関してはできる限り真っ白な状態で練習や試合に参加し、気持ち新たに取り組む姿勢だ大切です。
取り組む姿勢
野球の指導者や選手はどうしても技術を重視してしまいがちです。しかし、それよりもまず大事にして欲しいのが「取り組む姿勢」です。
きちんとした心構えで練習を行っていれば必ず上手くなりますし、逆に取り組む姿勢が悪い選手は上達しません。
また、プレーの中でエラーなどをした後の仕草や行動にも要注意です。野球はミスが付き物のスポーツです。
時には落ち込むこともあるかと思います。そこで自分をダメな選手と思わずに前向きに改善に向けて努力をする姿勢を見せることが大切です。
まとめ
意識の改善や身だしなみを整えたりすることは技術向上よりも簡単にすぐに取り組める部分になります。
皆さんも明日から少しづつ記事の内容のような取り組みをし、気持ちの良い爽やかなチームを目指してもらいたいと思います。