親と同居生活をスタートさせてみたものの、
親が「片付けられない人」だった
ときの衝撃ってすごいですよね。
- 物を捨てられない
- 物を床など邪魔な場所に置きたがる
同じ居住空間で一緒に暮らしているのに
親のせいでどんどん物が増えて、
家の中がどんどん散らかっていきます。
善意で片付けようとしても
「もったいないから捨てないで」
「それはつい買っているからそこに置いてある」
と文句を言われる始末です。
すごいストレスですよね。
片付けられない親を説得するためには
- 親と同じ目線になってみる
- 違う家族や友人に伝えてもらう
ことが有効です。
口を開けばもったいないばかり!物を捨てない親に決心させるには!?
親が「もったいない」と言って捨てられないのは
- 物は大切にしなければいけないという思いこみ
- 物がなくなることによる不安
が原因です。
親世代の多くは
「物は大切にしなければ罰が当たる」
というように教育されて育っています。
「まだ使える物を捨てることは悪いことだ」
という考えが染みついてしまっているんですね。
しかし、使わないものをためこんで、
家の中にしまいこむのは果たして
物を大切にしているといえるのでしょうか?
使っていないのに「もったいない」と言っている
- 洋服
- アクセサリー
- 食器
などは使うことをどんどんうながしてみましょう。
どんどん使うことで、親自身がいる物・いらない物
の差に気が付けるはずです。
本人はいらないと気がついたけれど
「やっぱりもったいない」という時は
- 他の人に譲る
- 中古品として売る
ことを提案してみましょう。
「他の人が大切にしてくれるのであれば」
という思いから手放す決心をしてくれる場合があります。
また、親世代が生きてきた時代は現在のように
物がいつでも簡単に手に入る時代ではありませんでした。
もし、今これを手放してしまったら
- もう手に入れられないかもしれない
- 困ってしまうかもしれない
という不安感を持ちながら生きてきた世代ということです。
しかし、現代ではたいていのものは
いつでもどこでも買うことができるものばかりです。
「これと似たものが売ってるよ」
と教えてあげることで不安感がなくなることがあります。
片付けられない親にイライラ!喧嘩せずにうまく話し合うにはどうする?
親が片付けられないからといって
- 物を勝手に捨てる・整理する
- 説教する
などの行動はNGです。
物を勝手に捨てる・整理するのは
余計な親の物がなくなる不安感をあおってしまい、
逆効果になる可能性があります。
あくまでも片付けの主導は親にあることを考えながら
片付けの手助けをするようにしましょう。
また、親子のように近しい人から説教されると
お互いに意固地になってしまったり、
感情的になってしまったりして
喧嘩になってしまいがちです。
親の兄弟や友人など第三者に間に入ってもらうことで
親が状況を客観視しやすくなり
冷静に話し合うことができます。
また、家族以外の人の目があると
片付いていないと恥ずかしいという思いから
自発的に片付けをしてくれるようになりやすいです。
まとめ
同居暮らしの片付けられない親を説得するためには
- 親と同じ目線になってみる
- 違う家族や友人に伝えてもらう
ことで片付けられない親と喧嘩せずに
家の中を片付けられるように親を誘導することができます。
親の「もったいない」は
- 物は大切にしなければいけないという思いこみ
- 物がなくなることによる不安
が原因です。
- 他の人に譲る
- 中古品として売る
といった手段があることを伝えると
物を手放す決心がつきやすくなります。
片付けが順調に進まなかったとしても
- 物を勝手に捨てる・整理する
- 説教する
ことは親の不安感情をあおる原因となるのでNGです。
親の兄弟や友人など第三者の手を借りると
素直に片付けられるときもあるので
自分たちだけで解決しようとせずに、
相談してみることも検討してみましょう。
同居生活の中では
価値観のすれ違いによるストレスも生まれがちですが、
最低限片付いた家での暮らしができるように
親の価値観に一度寄り添ってから、
片付けができるように誘導してあげましょう。