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夏といえば花火! 日本初花火大会とアメリカの花火事情を大公開!

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突然ですが、花火大会は好きですか?

日本の花火は、花火職人さんが心を込めて作るのでとても綺麗です。

細かな作業、危険な仕事、暑い中の作業と、本当に大変なお仕事だと思います。

 

コンビニやホームセンターなどで手軽に買える家庭用の花火もありますよね。

自宅の庭や公園で花火をしたこと一回くらいはありませんか?

 

そんな誰もが一度は見に行ったり、やったことがある花火ですが今日はその花火大会についてお話しします。

 

どうして花火を見るときに『たまや〜カギや〜』と声をかけていたのだろう?と、疑問に思ったことはないですか?

 

今の若い人は『たまや〜』という言葉自体を聞いたこともないかもしれませんね。

 

日本で初めての花火大会は〇〇で行われた!?

そもそも、日本に花火が伝わったのはいつでしょう?

日本で初めての花火大会はどこで行われたのでしょうか?

いつ頃のことだか知っていますか?

 

調べてみると、花火が伝わったのは、鉄砲伝来の頃です。鉄砲で火薬を詰めるのと同じ頃に伝わりました。そんな昔から花火があったなんて驚きですね!

 

打ち上げ花火を日本で初めて見たのは、なんとあの徳川家康だと言われています。

 

その後、江戸時代になり、いくさが減ったことで、余った火薬を使って花火を作る様になりました。長い間のいくさが終わり、在庫として残っていた火薬が余ってしまいました。

 

それで、火薬業者が困ってしまったのです。そこから花火を作る技術が発展しました。

火薬をいくさで鉄砲に使うよりも花火に使う方が平和的で凄く良い発想ですね。

 

1733年に隅田川の花火大会が行われたのが花火大会の始まりと言われています。

このときに花火を打ち上げていたのが、花火業者の『鍵屋』だったのです。

 

花火業者さんの名前だったのですね!

鍵を作る鍵屋さんかと思っている人も少なくないのではないでしょうか?

 

それから約150年後の1808年に当時鍵屋の番頭さんだった人が独立しました。独立して、『玉屋』という会社を立ち上げたのです。

そして『玉屋』という会社名にちなんで、『たまや〜』と一般の人が花火を見ながら声をかける様になりました。

 

この『鍵屋』と『玉屋』は、良きライバルとなりました。お互いに試行錯誤を重ねより良い花火を競って作りました。そのおかげで花火の技術が確実に上がっていったそうです。

 

徳川家康が見ていた頃は、単色の白っぽい花火だったのが、現在の色鮮やかな花火にまで発展したのです。すごい進歩ですよね!

 

日本の風物詩!花火のアレコレ、アメリカでは〇〇なんです!?

花火大会の打ち上げ花火は、実にカラフルで大きいですよね?

派手な色やいかに大きく作るかなど技術が結集されています。

 

でも、線香花火の様な地味で小さい花火の種類もありますよね。

花火には、実は鎮魂の意味もあります。

 

お盆の迎え火や送り火なんかがそうですね。鎮魂とは、漢字の通りで、

魂(たましい)を鎮(しず)めるという意味です。

 

花火は派手でも地味でも一瞬の美学です。火をつけてから『一瞬』の美しさで見ている人をとりこにします。

 

そんな『一瞬の美』は、もちろん日本を超えて他の国でも大人気です。

 

アメリカでは、7月4日の独立記念日に盛大に花火を打ち上げます。

州ごとに違う場所で打ち上げられますが、川べりであげられることが多いです。

その辺は、日本と似ていますね。

 

しかし!アメリカでは、コンビニやホームセンターで花火は売っていません。

どうしてでしょう?

 

実は、アメリカでは、花火は違法です。自宅の庭や公園で花火をしていたら捕まってしまいます。日本の花火大会の様なものは基本的にありません。

 

独立記念日に花火が打ち上げられるだけで、花火を一年に一度しか見られないのです!

そう考えると、日本では夏の間毎週の様に花火を見る機会があります。

なんて幸せな環境なのでしょうか?!

 

まとめ

今回は、日本の花火大会のはじまりについて詳しく調べてみました。

日本で最初に打ち上げ花火を見たのは、なんとあの有名な将軍、徳川家康でした。

 

隅田川の花火大会は、1733年から続いています。『カギや〜たまや〜』の謎が解けましたね!?

 

またアメリカでは、年に一度しか花火が見られないこともわかりました。

花火は、違法で買うこともできません。独立記念日に年に一度だけ打ち上げ花火が上がります。

 

『一瞬の美学』の究極が花火だと思います。『鍵屋』と『玉屋』がライバル関係にあって切磋琢磨したからこそ、日本の花火は非常にレベルが高いです。

また、日本では、花火大会をはじめ、イベントや行事などでも身近に花火を見ることができます。

 

こんな素敵な花火文化をスポンサーになってくれる企業が少ないとか、不景気という理由で廃れさせてはいけない気がします。

 

来年こそは、日本の誇れる文化、花火大会をもっともっと楽しみたいです。